削る機械
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2025/07/03
河川工事の際に耳にする護岸工事ですが「護岸」という言葉は土木業界ならではの単語ですよね。
護岸とは、河川の修復や河川工学において流入する水のエネルギーを吸収するような方法で土手の上に置かれる傾斜した構造物です。
護岸工事をする際には、工事に不必要な木や草等を伐採します。
次に土砂を掘っていき皆さんがよく目にする傾斜がついた構造物を作成します。
さらに先水面下約5m深く掘り続け十字ブロック(ブログのトップ画像)を設置します。
これは、河床の洗堀を防ぎ、護岸を守る構造物です。
十字ブロックは普段生活していく上で見えない部分になります。
「三峰川上川手地区護岸修繕工事」は、令和3年3月末に完成予定でございます。
地盤を守る十字ブロックは埋戻し作業が行われます。
池田建設はこれからも皆様の安全で快適な生活の為に取り組んで参ります。
≪補足≫
令和2年6月末に梅雨前線の影響で三峰川が増水し堤防欠損した事を覚えているでしょうか。
池田建設では他社と協力しコンクリートブロックや土のうを積み上げ、元の堤防の高さに戻す応急工事に入り感謝状を天竜川上流河川事務所から戴きました。
その後をしっかりとした護岸に修繕する為、現在三峰川護岸修繕工事を進めております。