L型擁壁と重力式擁壁

query_builder 2026/08/18
ブログ一覧
アイキャッチ画像

長野県発注の道路改良工事、六軒屋2工区では、L型擁壁や重力式擁壁、ブロック積み擁壁といった「擁壁」を作ります。

民家に近い場所で使用され、多くの場所で見かける「擁壁」ですが、種類は様々です。擁壁の存在にも気が付かない方も多いかと思いますが、一体何が違うのか気にしたことはありますか?  


擁壁とは、ただのコンクリートの塊・壁ではありません!道路を支え、土砂崩れを防いでいます。

今回は、六軒屋2工区で使用されているうちの2つの擁壁を紹介します。  


圧倒的質量で支える「重力式擁壁」

2

台形に似た形で土と接する背面が斜めになっています。

コンクリートそのものの重さ(自重)で、背面側の土圧に耐えることで支えています。

現場で型枠を組み立てて作るため、細かい形状にフィットさせることができますが、壁の高さが高くなるとコンクリートの量が増えるので、L型に比べてコスト的に不利になります。

土の重みと自重を利用する「L型擁壁」

1

名前の通り、「L」の形をしている擁壁です。

スリムな形状ですが、底版(かかと版)の上に乗る土の重みと製品自体の重み(自重)を利用して、土圧による崩壊に耐える仕組みです。

一般的には工場で作った製品を持ち込むので、細かい細工は苦手です。設置に大きなクレーンが必要な場合もあります。

住宅密集地では敷地を有効に活用したいと思いますが、L型擁壁ならば敷地ぎりぎりまで土地を利用できる点は大きなメリットですね。  



この二つは多くの擁壁の一部に過ぎません。 皆さんの目には、ただの無機質な壁(道路を歩くときは民地との境界)に見えるかもしれませんが、「擁壁」がこの場所を支えているのかと思うと、少なからず愛着が湧きませんか?  

ぜひ、いつも通っている道や景色のなかに、どんな擁壁があるか目を向けてみてください。

NEW

  • 歳月の足跡をたどろう(第3回)~西箕輪地域交流センター建設工事~

    query_builder 2026/10/07
  • CS立体図という地図の世界

    query_builder 2026/10/05
  • 三峰川が氾濫したらどうなる?

    query_builder 2026/09/16
  • 地図から地域を見る

    query_builder 2026/09/14
  • 歳月の足跡をたどろう(第2回) ~令和元年度 環状南線交差点改良工事~

    query_builder 2026/09/03

CATEGORY

ARCHIVE