ICT活用の新たな一歩~東伊那地区護岸工事
駒ケ根市東伊那で行われている「東伊那地区護岸工事」は、国土交通省天竜川上流河川事務所発注の護岸工事となります。
主な工事の内容は、護岸の補強工事です。現在の護岸を深さ方向に新しく護岸を継ぎ足す工事を行います。
現状の堤防でも河床を水の流れから守る護岸や根固めブロックの施設が施されており、災害時に備えられていますが、川底から浅いために天竜川の激しい流れで侵食されてしまう恐れがあります。
本工事は水の浸食を防ぐことで、災害に強い堤防にアップデートする工事だといえます。
そして、東伊那地区護岸工事はICTを多く活用していく工事になります。
池田建設の建設DXへの取り組みとして、上にある画像のように、みなさんに工事を理解してもらえるため、現場の3次元化を行います。
施工現場全体をドローンの写真を元に三次元化します。工事が終わると埋まってしまう構造物をデジタルで残しておくことが可能になりました。
上のCG画像も写真から作成した3D地形を元に作成した護岸や根固めブロックの3次元モデルになり、たとえ地中に埋まっていたとしても正確に構造物の位置が把握でき、河川管理で大きな力となります。
現場の3次元化の取り組みは、工事関係者に工事の過程を見える形で理解してもらうことで安全で効率的に工事を進めることができるほか、様々な場面で円滑な情報共有を行えます。
また、マシンガイダンスのICT建機を使った掘削作業を行います。ICT建機の使用は人手不足が問題となる建設業界で省人化を図る大きな取り組みの一つです。
これまでも池田建設ではICTの推進を多くの現場で着々と行ってきました。建設業界のICT化はすごい速さで進んできましたが、その流れに遅れることなくこの工事がICT活用の新たな一歩になるよう、安全第一で取り組みます。
また、本工事の施工場所は近隣の方が散歩やランニングなどに利用している場所となります。
施工は5月末までの予定となっております。
ご不便、ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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