砂防でキャンプ?
写真:戸台砂防堰堤補強工事でコンクリート打設
写真:まずは勉強
写真:コンクリートの品質管理
『中山間地域の現状を実際に体験できる場を全国の学生に提供し、地域の抱える問題点、活性化の支援のあり方、防災対策のあり方を学び、中山間地域における砂防の意義・役割を考えることを目的として、平成8年度より「キャンプ砂防」が実施されています』(国土交通省)
天竜川上流河川事務所の「キャンプ砂防」に応募した4名の学生が、池田建設が受注した「戸台砂防堰堤補強工事」の現場に訪れコンクリート打設の体験をしていただきました。
プラントで水・セメント・砂・砂利を混合したものを「生コンクリート」(レディーミクスト・コンクリート:生コン)といい、アジテーター(コンクリートミキサー)車で現場まで撹拌(かくはん)しながら運び、現場で型枠に流し込んでいきます。
この流し込む作業を建設用語では「打設」といいますが、ただ単に流し込んで固めるというものではありません。
正しい形に型枠を設置し、必要な規格の生コンであることを確認しつつ、長期にわたる品質のよいコンクリートに育つよう、素早く丁寧に作業します。
砂防で使うコンクリートは砂利の大きさも大きく、非常に硬い状態で現場に来ますから、型に投入したらバイブレータで材料が分離しないよう注意しながら空気をきちんと抜いて型枠にまんべんなく行きわたらせます。
硬さを実感できる写真として、生コンの上を普通に歩いているのがわかりますよね。
打設を終え強度が出て型枠を外せば、輝くような表面のコンクリートになるよう(今回は残存型枠を使うので表面は見えませんが)打設するのが技術です。
打設から所定の強度となるための1か月間は、コンクリートを育てる「養生」期間です。
それはまた別の機会に。
□ 参考となるインターネット上の情報
〇キャンプ砂防(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sabo/campsabo.html
〇 学生が砂防を学ぶ キャンプ砂防(伊那谷ねっと)
https://ina-dani.net/topics/detail/?id=67146
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