欧州のドボク(世界の土木)
写真:ヨーロッパのドボクを見に行こう(自由国民社Webより)
土木構造物といえば、何を想像するでしょうか。
道路、河川堤防、水門、ダム、砂防堰堤など人によって色々ですね。ほかの国の土木・建築って気になりませんか?
先日、「ヨーロッパのドボクを見に行こう」(八馬智 著)を読んでみました。ここに掲載されているのはヨーロッパでもフランス・ドイツ・ベルギー・オランダ・スイスの5か国に限定されているのですが、さすが欧州の施設規模や美観センスはとても刺激になります。
自分の話ですが、10年ほど前に初めてヨーロッパ(オーストリア)に行った時、ウィーンの大下水渠や町中の工事現場、使っている測量機器、有名な建築家の施設、ガスタンクを改造したショッピングモールなどいろいろな土木・建築を見て巡ったことを思い出しました。
写真:ウィーンの大下水渠(紹介した本とは関係がありません)
この本は想像の斜め上を行くものでした。スイスにある世界最大の重力式ダム、グランド・ディクサーンスダムはなんと285mの高さ。日本最大の奥只見ダムは157m、天竜川の佐久間ダムが155.5mですからスゴイですね。
写真:グランド・ディクサーンスダム(スイス政府観光局)
内陸水運が発達しているヨーロッパでは、水位高低差を解消するための施設も通過船のための跳ね橋も、写真を見ているだけで楽しいです。
そして全体・細部の美観にこだわり、そこに投資する価値観もヨーロッパならでは。そこまでやるのか!という感想はあれども、観光立国を目指すなら日本の施設にももう少しセンスと投資があっても良いのかも・・・なんて思いながら。
この本を読んでみると、土木だけではなく建築も多く取り扱っています。考えてみれば「土木」と「建築」の境界線はあいまいですね。池田建設株式会社の仕事も、建築・土木を技術者・作業員が混じりながら工事や設計を行っている会社です。
□ 関連・参考URL
〇 ヨーロッパのドボクを見に行こう(自由国民社)
〇 グランド・ディクサンス(ダム)(スイス政府観光局)日本語
〇 19世紀開通の「ガラビ橋」、映画で使われるほどの美しさ(海外の土木)
〇 ベルギーの世界遺産:ロンキエール・インクライン(ニライの夢)
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