「3.11」
2011年3月11日は、東北地方の大地震による東日本大震災が起きた日です。地震の正式な名称は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」で、「東日本大震災」は地震によって起きた災害の総称です。月日から「3.11」と称することもあります。
大地震の揺れだけでなく、津波の被害も甚大でした。津波の高さは最大で約40メートルに及びました。死者・行方不明者は約1万9000人だとされています。
大きく揺れなかった地域でも、ライフライン復旧の遅れや物資不足が発生しました。電力不足も深刻で、多くの地域で計画停電を行い電力消費を抑えていました。
また、大地震と津波により、福島県の原子力発電所で放射性物質漏出事故が起きました。放射性物による周辺地域の汚染は深刻で、除去作業は10年以上経った現在も完了していません。
放射性物質とは、放射線を出す物のことです。通常量なら健康に影響しないため、医療・工業分野で有効活用されています。しかし、大量の放射線を受ける(被ばく)と悪影響があり、死亡する恐れもあります。
この様な出来事から、たくさんの記念日が制定されました。
≪いのちの日≫
2011年の東日本大震災の影響の大きさから、3月11日は複数の記念日に制定されています。「いのちの日」は、大切な命を守る健康・医療・防災体制を振り返る機会として制定された記念日です。
≪防災意識を育てる日≫
3月11日は「防災意識を育てる日」でもあります。一般的に、防災訓練を行う9月1日は台風シーズンで中止になりやすいことから、「天候の影響を受けづらい記念日を」という思いから制定されました。
≪おくる防災の日≫
3月11日に制定されている「おくる防災の日」も東日本大震災がきっかけになった記念日です。「防災グッズを贈る」「遠方の人へ防災用品を送る」等の習慣が根付くことを目指して制定されました。
≪おうえんの日≫
3月11日の「おうえんの日」は、今生きている人々が一歩踏み出そうとすることを、愛を持って応援する記念日です。この記念日も東日本大震災に関連しています。
3.11は、大地震により亡くなられた方々のご冥福と被災地の早期復興を祈願して、また大切な命を守る健康・医療・防災体制を振り返る機会になって頂けたらと思います。
私たち建設業として、これからも防災・減災対策と老朽化したインフラ対策にしっかり取組んで参ります。
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