【新規工事】美和ダム流木処理 | ブログ一覧 | 伊那市の建設会社は池田建設株式会社

　美和ダム湖内における流木処理災害復旧工事をご紹介します。

流木処理の工事とは、美和ダム湖内に流れてきた流木を「回収・集積」して「処理」する工事です。  

　現在、日本では異常気象が問題になっています。豪雨や大型台風によってダム上流の樹木が大量の流木となってダム貯水池へ流入しています。

ダムに流入する流木は放流設備の損傷や放流出口を塞いでしまう要因となります。

このような現象は河川の浸水被害を軽減するためのダム洪水調節に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

　このようなリスクを軽減するために定期的に貯水池に流入した流木・塵芥等の処分を行っています。

頻発する自然災害によってダムの治水機能がさらに注目されるなか、流木処理の重要性はますます高まっているといえます。  

　今回は美和ダム内を着手前写真^※１と動画を撮影しました。撮影した箇所は流木回収場所の一部になります。

※１　着手前写真
工事写真において、工事に手を付ける前の現場の状況を撮影したものです。
工事写真は工事の着工前から完成までの施工状況、経過を写真で記録する工事の資料となります。

　湖面に浮いている流木は風の方向へ流れていきます。

　今回の撮影したときは、ほとんどの流木は岸へ寄って滞留していました。流木の滞留する場所は、ダム湖の水位や流れ、特に風向き等から１日のなかで目まぐるしく変わります。

　近隣住民の皆様やダム湖利用者様にはご迷惑をお掛けすることがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  

原則、工事中は美和ダム湖面のご利用ができません。

詳しくは天竜川ダム総合管理事務所の「ダム湖面ご利用情報」をご覧ください。

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暮らしを守る美和ダム