話題の杭ナビショベルを体験
6月20日(木)に飯田市にて(株)CTS様主催の杭ナビショベル/ICT実機試乗会が行われ、弊社社員4名が参加しました。
杭ナビとは、トプコン社製の測量機の一種です。測量機には光波や自動追尾などがあります。
これらの測量機に比べると杭ナビは墨出し・丁張に特化した測量機になります。
誰でも簡単に設置できるため人気の高い測量機です。
そんな杭ナビにICT施工の基地局として利用できる技術が加わりました。
マシンガイダンス、マシンコントロールはICT施工を推進する上で欠かせない大きな要素です。
これらICT施工に関しては弊社で竣工した「小瀬戸第二堰堤改築工事」の記事で紹介していますので、ご覧ください。
試乗会では排土板に杭ナビのミラーを取り付けたマシンコントロール建機と杭ナビショベル(マシンガイダンス)へ試乗しました。
マシンコントロール付排土板はマシンによる自動操作で排土板が動きます。
上の写真のように排土板が設計面を表すピンクのテープに沿って傾いていることがわかりますか?
通常の排土板は真っすぐの状態のままですが、日立建機(株)のZX35U、ZX40Uは排土板を上下左右に動かすことが可能です。
ICTとの融合で傾斜した 造成工事などで作業が大幅に楽になりそうです。
一方の杭ナビショベルはマシンガイダンスです。操作は丁張という掘削の目安でオペレーターが掘削しますが、これはマシンが案内してくれるということが特徴です。
運転席にコントロールパネルが設置されていて、設計位置まであと何センチか正確に画面上の図や音で知らせてくれます。
ICT建機はGPSを利用しますが、山間部などで衛星が補足できない現場で使える点も特徴となります。
体験した社員から使いやすいという声がありました。
今まで ICT=大規模な現場・難しい という概念から変化していきそうです。
弊社では、このような新しい技術を体験し社内の技術力の向上を図っていきます。
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